肉ゆるり。店長
T. T.
どこまでいっても人と地域を大切に。
山路フードの「飲食道」を極めたい。
肉を極めたいという思いで入社しました。
和牛焼肉専門店「肉ゆるり。」は、平塚の地域に根ざして26年目。このまちで育った自分にとっても、入社する前から「地元の居酒屋と言えば『肉ゆるり。』」でした。
これまで洋食屋、居酒屋、肉バルなどで働いてきたのですが、肉についてもっと体系的に勉強したいと思っていた矢先、運よく「肉ゆるり。」の求人募集を見つけました。以来4年間、「肉ゆるり。」ひとすじです。2年目で副店長を任され、3年目から店長を務めています。
焼肉屋って、飲食業の中でも異色だと思いませんか?調理するのが私たちではなく、お客様ですから。言ってしまえば「肉を切って出す」だけなのに、なぜ飲食業として成立するんだろう。そんなところから焼肉屋という業態に飛び込んだわけですが、調理だけではなく接客を大切にする山路フードだからこそ、その問いをとことん探求できている気がします。
まず、飲食業そのものの捉え方が180度変わりました。「飲食業」というよりも「飲食道」と言いますか……食材の厳選や調理技術の向上はもちろん重要だけれども、それだけで勝負しても真の差別化は難しいと改めて気づかされたんです。「肉ゆるり。」では、私たちの接客でいかにプラス・アルファの付加価値をご提供できるかという点を常に考えています。各部位の詳しい特徴や、おいしく焼き上げるコツについて、一人ひとりが研究して、積極的にお伝えしている。ここまで「接客」を深掘りしている焼肉屋は他にないと自負しています。
また、これからの時代における飲食業のあり方や存在価値についても、語り合う機会は多いですね。いかに目に見えない地域(まち)の雰囲気に溶け込み、お客様の心に寄り添えるか。仲間たちとの議論はとても刺激的で、働きがいがあります。
上下関係なく率直に意見を伝え合える。
新しい取り組みをする際、トップダウンではなく、「最初から全員で動く」という点も山路フードならではの良さだと思います。経営陣も、現場の社員も、キャストさんも、みんなが同じ目線に立って「なぜやるのか」という根拠を正しく理解した上で物事が進められます。
自分も、店長の一人として、キャストさんたちが日ごろから意見を言いやすい環境づくりを大切にしています。一方、自分からの指示や注意は最低限に控えて、なるべくキャストさん同士、横のつながりでフォローし合える体制を整えています。一歩下がったところから見守り、キャストさんたちが余計なプレッシャーを感じることなく、のびのびと働ける雰囲気を作りたいからです。数ある飲食業の中でも、山路フードはフラットな人間関係を大切にしている会社だと思っています。
自分にとって、この仕事はライフワークそのもの。飲食業のことを考えない日はありません。休日も、勉強のため、気になるお店に足を運んで飲んだり食べたりしています。「肉ゆるり。」は味もサービスも十分に自信を持っておすすめできるお店なので、いつか2号店を出せるよう、ひそかに夢をもって働いています。
1日の働き方
13:45 出社
14:00 徳目朝礼
14:15 MTG・情報伝達・1 日の流れ予測と計画
14:30 立ち上げ準備
仕込み、掃除、パソコン業務、原価計算、数値分析、商品開発、リサーチ、近隣営業、販売促進など…
16:20 休憩
16:50 朝礼
17:00 営業開始
お客様の笑顔をみながら一生懸命接客をします!
23:30 閉店
次の日のPOS修正、マニュアル作成、おすすめ作成、MTG資料作成をします。
0:00 退勤